2017/03/28

yayoi kusama

わたしの好きな人、尊敬する人は、彼女(草間彌生)のことをあんまり好きではないらしい。「俺はあんまり好きじゃないんだよなー」って、何気ない話の流れで、その人はそう言っていた。
(彼女自身のことをあんまり好きじゃないのか、彼女の作品があんまり好きじゃないのか、そういえば聞かなかったけど、どっちなんだろう…)
もうずいぶん前のことだけど、そっかー…と、残念な気持ちになったのは今でもよく覚えている。

わたしも彼女の作品、すっごく大好きってわけじゃないけど、好きなほうだし、展示があれば見に行くし、ポストカードやグッズも買っちゃうくらいだから、やっぱり好きなんだと思う。(彼女自身のことはあんまり知らない)
でも、その人の言葉が忘れられないから、彼女や彼女の作品を見ると、何かいつも引っ掛かる。

自分の好きな人が、自分の好きなものと一緒だと、すこぐ嬉しいし、安心する。
逆に自分の好きな人が、自分の好きなものを嫌いだと、すごく悲しいし、不安になる。

仕方のないことだし、違うからこそお互い惹かれることもあるんだけど、
こればかりはね、心がそう申しておりますので。




今回の展示は、ポストカードにもあるようなカラフルな最新作のほかに、
昔の作品も結構あって、色味のない、白だけの作品が私は1番好きだったかも。

natsukinoki


2017/03/24

人生はまさか

上り坂~ははは~ん
下り坂~ははは~ん
人生はまさか~
ってなかんじの曲が最近のドラマの中でありましたが、(ご存知の方は歌えますね!笑)
本当にあるんですよね~~

ま さ か。

まさか自分が、
まさかあの人が、
まさかこんな時に、
まさか、まさか、まさか、
人生は”まさか”の連続!

と、まではいかないけど、
ときどきやってくる”まさか”。
だから”まさか”
なんですよね~~

は~~~

でも、この”まさか”も、上るなり、下るなり、飛び越えるなり、とにかく進まないと、先には行けなくて。
って、わかっちゃいるけど、進めない、進みたくない、ってこともあるけどね。

ただね、最近想うのです。
仕事に行くときとか、約束があって目的地に向かうときとか、
当たり前だけど、自分が足を一歩前に出さなかったら、ここで足を止めたら、
その場所には一生辿り着けないってこと。
文字通りなんだけど、そんなことを、朝早くて、寒くて、眠い日とか、超絶想うのです。
(実際、冬の通勤時には「さむねむいさむねむい」を呪文のように唱えながら歩いておりました…で、その後は決まって「今日は早く寝る今日は早く寝る」と強く思うのですが…ねっ笑)

わたしが足を止めても、誰かが運んでくれるわけでもないし。
誰か運んでーって言ったら運んでくれるかしら、タクシーの運転手さん以外で(笑)
だから、ベビーカーに乗った赤ちゃんとか、自転車の後ろに乗った子どもとか見ると、すごく羨しくなる。
さらに雨避けのためビニール?で寒さ対策もバッチリしてて、その温室のなかでぬくぬくゲームなんかしてる子見ると、もう、うわーってなる。

でも、もうわたしはそんなことできない。し、したくもない。
って、当たり前。ベビーカーにも自転車の後ろにも、子どもみたいには乗れないし(笑)
そう思って、しぶしぶ?さむねむい日も、重たい足を一歩前に出しています。
それに足を踏み出さなかったところで、そんな寒いところで、いつまでもじーっともしてられないしね。


この前、坂道を下っていたら、向こう側から自転車をひいて坂を上ってくるおばさまが、
「あ~もう動けないい~歩けないい~」って大声で言いながら、
しっかり坂を上りきっていました。
おばさま!動けてる!歩けてる!上りきってる!(笑)
そう心のなかでツッコミながらも、励まされた気もしました。
「あ~もう動けないい~歩けないい~」と言いながらも、自分の足でしっかり歩いているおばさまに。

わたしもこの先、上り坂、下り坂、まさか、まだまだ坂だらけだと思うけど、
「あ~もう動けないい~歩けないい~」って言いながらも、まわりに助けを求めながらも、それでも自分の足で歩いていきたいなあって。って、歩いて行かなきゃいけないんだけど。

おえ~道のり険し。





動画、ぜんぜん関係ありません。
でも、歩いてますね、BOY。

natsukinoki

2017/03/23

似ている人

ああ、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。
わかった気になって、きれいごとばかり並べてる人。
でも、ほんとはぜっんぜんわかってない。
だから、安易な言葉にして、発してしまうんだ。
安っぽくて、薄っぺらくて、そんでもって行動の伴わない言葉は、甚だ虚しい。
もちろんそんな言葉、相手にも響かないし。はいはい、また言ってるよって。
満足してるのは自分だけで、相手との温度差がやばい。

相手のこと、考えているようで考えていないのだから当たり前。
わかったつもりになってわかろうとしないのだから当たり前。

相手のこと、想う"ふり"して、ほんとはそんな自分に"酔って"るだけ。
ああ、気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。

自分のなかの気持ち悪い部分を、自分ではない他者からまざまざと見せつけられたとき、
腹の底からオエ~ってなる。気をつけよ~ってなる。
けど、そう簡単には変わらない。
やだやだ。




natsukinoki

2017/03/21

春雨サラダとあなたとわたし

そうだ、そうだ、春雨サラダ。
春雨サラダを作りましょう。
春雨降る日に春雨サラダ。
しとしと、しなやか、春雨降る日。
わたしとあなたで春雨サラダ。
ああ、ああ、心躍る、春雨サラダ。
春雨、春雨、春雨サラダ。
あなたとわたしで春雨サラダ。



natsukinoki


2017/03/08

アイスプラントと朝

近所の八百屋さんで「アイスプラント」という葉っぱみたいなのが売っていた。
よーく見ると葉っぱには透明のツブツブが付いていて、食べるとプチプチする。
この八百屋さん、他にも珍しい野菜や果物を時々売っていて、例えば…
と、名前を出そうとしても、たいてい忘れてしまうんだけど、名前。




赤が欲しいところですが・・・笑
あわただしい朝食もちょっぴり楽しくなります。

natsukinoki

2017/03/03

paperdriver

大都市東京に住んでいると、車がなくてもなんら不便なく生活できるもので。
わたしも遠い昔に免許はとったけど、運転もしないまま、まさにペーパードライバー。
だからか、車を運転している人にはめっぽう弱い。やられる。
実家帰ったときとか、弟や妹が運転してるだけで、内心「おおっー」ってなってる。
大きくなったな~成長したな~って、20代の弟妹たちに(笑) 
もちろん、口に出しては言わないし、平静を装ってるけど(笑) めっちゃ思ってる。
地元の友達やこっちの友達、先輩、後輩、職場の人なんかでもそうだし、
一昨日見たドラマでも、女優さんがただ運転してるだけなのに、きゅんとして画面から目が離せなかった。

なんでかなあ~。やっぱり自分ができないことをやってるからかなあ~。
だったらわたしも運転できるようになったら、もうきゅんとしないのかしら。
なんかそれはそれで寂しい気もするけど。

前に児童館に勤めているときに子どもと紙に丸かなんかを書いてて(たぶん工作かなんかで必要で用意してたんだと思うけど)
「すごーい、上手だねえ!なんでそんなに上手に書けるの~?」って、きらきらした目で子どもがわたしにそう言ったから、「え~、大人になったら、これくらい書けるよ~。」って、照れてそう言ったけど…
大人になったあの娘はもうわたしに「上手だね~!」って言ってくれないのかなあ。
例えそう言ってくれたとしても、もうあのきらきらした目ではなくて、心のなかで「そんなのたいしたことない」って思ったりするのかなあ。って、まあそーだよね、たかが丸だし!いや、されど丸!(笑) 意外に丸(〇)ってフリーハンドでうまく書けないですよね。まあ実際そんなにうまく書けてなかったと思うけど、子どもから見たら上手だったんだろうね。

いろんなことができるようになるって、それはそれで素晴らしいことだと思うけど、何でもできるようになり過ぎちゃうのも、ちょっと、ね。寂しいのかもね。
まあ、何でもできる人なんていないけど!
何でもできる!できないことはない!無敵!って、思ってる勘違い野郎?娘?は時々いるけどね。ここにも。(笑)

何でもできるようにならなくていいから、
いつまでもいつまでもきゅんきゅんできる自分でいたいです。





そういえば、
ペーパードライバーって、海外の方には通じるのかしら。
紙の運転手?
この曲を脳内リピートしてるときに、ふとそんなことを思いました。

natsukinoki