2017/03/03

paperdriver

大都市東京に住んでいると、車がなくてもなんら不便なく生活できるもので。
わたしも遠い昔に免許はとったけど、運転もしないまま、まさにペーパードライバー。
だからか、車を運転している人にはめっぽう弱い。やられる。
実家帰ったときとか、弟や妹が運転してるだけで、内心「おおっー」ってなってる。
大きくなったな~成長したな~って、20代の弟妹たちに(笑) 
もちろん、口に出しては言わないし、平静を装ってるけど(笑) めっちゃ思ってる。
地元の友達やこっちの友達、先輩、後輩、職場の人なんかでもそうだし、
一昨日見たドラマでも、女優さんがただ運転してるだけなのに、きゅんとして画面から目が離せなかった。

なんでかなあ~。やっぱり自分ができないことをやってるからかなあ~。
だったらわたしも運転できるようになったら、もうきゅんとしないのかしら。
なんかそれはそれで寂しい気もするけど。

前に児童館に勤めているときに子どもと紙に丸かなんかを書いてて(たぶん工作かなんかで必要で用意してたんだと思うけど)
「すごーい、上手だねえ!なんでそんなに上手に書けるの~?」って、きらきらした目で子どもがわたしにそう言ったから、「え~、大人になったら、これくらい書けるよ~。」って、照れてそう言ったけど…
大人になったあの娘はもうわたしに「上手だね~!」って言ってくれないのかなあ。
例えそう言ってくれたとしても、もうあのきらきらした目ではなくて、心のなかで「そんなのたいしたことない」って思ったりするのかなあ。って、まあそーだよね、たかが丸だし!いや、されど丸!(笑) 意外に丸(〇)ってフリーハンドでうまく書けないですよね。まあ実際そんなにうまく書けてなかったと思うけど、子どもから見たら上手だったんだろうね。

いろんなことができるようになるって、それはそれで素晴らしいことだと思うけど、何でもできるようになり過ぎちゃうのも、ちょっと、ね。寂しいのかもね。
まあ、何でもできる人なんていないけど!
何でもできる!できないことはない!無敵!って、思ってる勘違い野郎?娘?は時々いるけどね。ここにも。(笑)

何でもできるようにならなくていいから、
いつまでもいつまでもきゅんきゅんできる自分でいたいです。





そういえば、
ペーパードライバーって、海外の方には通じるのかしら。
紙の運転手?
この曲を脳内リピートしてるときに、ふとそんなことを思いました。

natsukinoki

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