2017/10/18

お茶の時間

お茶が好きだ。
グリーンティー、のお茶ではなく、(こっちも好きだけど)
小休憩のときの、いわゆる?カフェタイムのお茶である。

外でも家でも、お茶の時間が多い。
ご飯食べたらお茶、家事してお茶、出先でお茶、仕事してお茶、寝る前のお茶、お茶、お茶、お茶。
友人たちと交わす「お茶しよ~」っていうワードは、よく使うワードトップ5くらいに入ってるのではなかろうか。

とくにこの季節。
寒い日に飲むホットドリンクは格別だ。
あったかい珈琲も紅茶も大好きである。
でもとくに最近は、ミルクティーにはまっている。
友人が誕生日プレゼントにくれたカモミールティーは、ミルクティーにもピッタリだった。
ノンカフェインだから、寝る前にもいいし、(と言っても、寝る前に珈琲飲んでもぜんぜん眠れるタイプなんだけど 笑)あと、胃にも優しい。そして何より、香りがいい。
これまた最近ハマっている蜂蜜をひとさじ、たっぷりめに入れて。
最高に美味。で、癒される。

「お茶を丁寧に淹れるという行為は、自分を丁寧に扱うことと似ていると思った。」
作家の宮下奈都さんが、新聞の連載にそう書いていた。

そうだなあ~としみじみ思う。
お茶を淹れる時間って、飲む時間とおんなじくらい心が安らぐ。

そうやって、お腹も心も満たされて、大切に大切にされた自分だと、
「さーて、やるかー」と、次の仕事へ、次の一歩へ、進める気がする。

さてさて、洗濯物たたんで、夕飯の準備しよかな~。
きょうは、おでんだよ。




natsukinoki

2017/10/14

本とわたしのお話

本に囲まれて仕事をするようになった。
と、言っても、ずっと本が読める、なんてことはない。決してない。
けど、前よりももっと、本が身近になったのは確か。

本をよく読むようになったのは、恥ずかしながらここ何年かで、わりと最近?社会人になってから。
小さいころはよく父親に、たくさんの絵本を読んでもらっていたけど、
(とくにお気に入りの絵本は、眠る前に何度も何度も… で、自らは寝落ちするパターン 笑)
絵本以降、自から進んで読んだ本って、ほんとに少なかったと思う。

そして、中学、高校はもっと読まなかった。
ついでに勉強も、あんまり好きではなかった。
けっして優れた方ではなかったけれど、運動部で身体ばかり動かして、毎日クタクタになって帰っていた。
家で本を読む気力体力なんてものはもちろんなく、夕飯を食べれば、ベッドへGO!(いちおう我が家のルールとして、9時からは自室にて勉強の時間!だったけど、狭い自室にベッドと机、眠りに行くようなもんだった…)
大学も似たようなもので、運動部に加えてアルバイトもあったから、それはもう毎日クタクタ。学校なんかで必要なもの以外、ほとんど読まなかった気がする。
今思えば何しに大学まで行ったのか…。ただ当時は、勉強よりもアルバイトに部活に、そして何よりも恋愛ごっこ?もどき?に大忙しだった。(そのおかげで?いまの旦那とも出会えたのだから、まあ良かったと言えば良かった、のかもしれない 笑)

とにかく、本の魅力に気付けないまま、大人になってしまった。
(ちなみに漫画も人様と比べたらそんなに読まなかったかもしれない。音楽もそんなに。映画もそんなに。何でもそんなに。広く浅く、いや狭く浅く、浅はかだなあ 笑)

図書館という場所も、勉強する場所として行くことはあったけど、
自らの楽しみのために行くことは、残念ながらなかった、気がする。少なくとも学生時代には。

でも、いつからだろう。
本を読むのが面白いって思ったのは。本の世界に浸れるようになったのは。
よく覚えていないけど、いつからかそう思えるようなって、本のある生活が日常になっていた。
ためになるからとか、頭が良くなるとか、そういうことだけじゃなくて(そういうときももちろんあるけど…)、ただただ読みたい、知りたい、楽しみたいって、そう純粋に思えるようになった。
本とは違うけど、新聞もそう。
自分で面白いと思えるまで、1ページたりともめくる気にはなれなかったのだけど、
それがいつからから、新聞を読むのが1日の楽しみのひとつになっている。

不思議だなあ。
そして、今回書きたかったのは、こんな身の上話ではなくて、
さいきん感動した、面白かった、そんな本について書こうと思ったのに。
不思議だなあ。

まあいつものことか。
今日はこれでおしまひにしまふ。笑



秋の夜長、
良い週末を!

natsukinoki

2017/10/04

満ち溢れる湯とわたし

夏はもうとっくに過ぎていて、秋がいつの間にか始まっている。
今朝起きたときなんて、冬の気配すら感じた。

早い。ついていけない。年々そう感じる。
まだまだ私の心のなかでは夏だったのに…。

そんな朝に感じた、ちょっとした幸せ。

やかんで沸かしたお湯を、ポットに入れるときの、
あのトプトプトプトプ…っていう音。

なんて幸せに満ち溢れた音なんだろう。

どうして急に強くそう思ったのかはよくわからないけど、(本能的かしら…)
こんなところにも幸せって隠れていたりもするんだなあって思った10月の、とある朝。


natsukinoki