2017/10/14

本とわたしのお話

本に囲まれて仕事をするようになった。
と、言っても、ずっと本が読める、なんてことはない。決してない。
けど、前よりももっと、本が身近になったのは確か。

本をよく読むようになったのは、恥ずかしながらここ何年かで、わりと最近?社会人になってから。
小さいころはよく父親に、たくさんの絵本を読んでもらっていたけど、
(とくにお気に入りの絵本は、眠る前に何度も何度も… で、自らは寝落ちするパターン 笑)
絵本以降、自から進んで読んだ本って、ほんとに少なかったと思う。

そして、中学、高校はもっと読まなかった。
ついでに勉強も、あんまり好きではなかった。
けっして優れた方ではなかったけれど、運動部で身体ばかり動かして、毎日クタクタになって帰っていた。
家で本を読む気力体力なんてものはもちろんなく、夕飯を食べれば、ベッドへGO!(いちおう我が家のルールとして、9時からは自室にて勉強の時間!だったけど、狭い自室にベッドと机、眠りに行くようなもんだった…)
大学も似たようなもので、運動部に加えてアルバイトもあったから、それはもう毎日クタクタ。学校なんかで必要なもの以外、ほとんど読まなかった気がする。
今思えば何しに大学まで行ったのか…。ただ当時は、勉強よりもアルバイトに部活に、そして何よりも恋愛ごっこ?もどき?に大忙しだった。(そのおかげで?いまの旦那とも出会えたのだから、まあ良かったと言えば良かった、のかもしれない 笑)

とにかく、本の魅力に気付けないまま、大人になってしまった。
(ちなみに漫画も人様と比べたらそんなに読まなかったかもしれない。音楽もそんなに。映画もそんなに。何でもそんなに。広く浅く、いや狭く浅く、浅はかだなあ 笑)

図書館という場所も、勉強する場所として行くことはあったけど、
自らの楽しみのために行くことは、残念ながらなかった、気がする。少なくとも学生時代には。

でも、いつからだろう。
本を読むのが面白いって思ったのは。本の世界に浸れるようになったのは。
よく覚えていないけど、いつからかそう思えるようなって、本のある生活が日常になっていた。
ためになるからとか、頭が良くなるとか、そういうことだけじゃなくて(そういうときももちろんあるけど…)、ただただ読みたい、知りたい、楽しみたいって、そう純粋に思えるようになった。
本とは違うけど、新聞もそう。
自分で面白いと思えるまで、1ページたりともめくる気にはなれなかったのだけど、
それがいつからから、新聞を読むのが1日の楽しみのひとつになっている。

不思議だなあ。
そして、今回書きたかったのは、こんな身の上話ではなくて、
さいきん感動した、面白かった、そんな本について書こうと思ったのに。
不思議だなあ。

まあいつものことか。
今日はこれでおしまひにしまふ。笑



秋の夜長、
良い週末を!

natsukinoki

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