2017/03/28

yayoi kusama

わたしの好きな人、尊敬する人は、彼女(草間彌生)のことをあんまり好きではないらしい。「俺はあんまり好きじゃないんだよなー」って、何気ない話の流れで、その人はそう言っていた。
(彼女自身のことをあんまり好きじゃないのか、彼女の作品があんまり好きじゃないのか、そういえば聞かなかったけど、どっちなんだろう…)
もうずいぶん前のことだけど、そっかー…と、残念な気持ちになったのは今でもよく覚えている。

わたしも彼女の作品、すっごく大好きってわけじゃないけど、好きなほうだし、展示があれば見に行くし、ポストカードやグッズも買っちゃうくらいだから、やっぱり好きなんだと思う。(彼女自身のことはあんまり知らない)
でも、その人の言葉が忘れられないから、彼女や彼女の作品を見ると、何かいつも引っ掛かる。

自分の好きな人が、自分の好きなものと一緒だと、すこぐ嬉しいし、安心する。
逆に自分の好きな人が、自分の好きなものを嫌いだと、すごく悲しいし、不安になる。

仕方のないことだし、違うからこそお互い惹かれることもあるんだけど、
こればかりはね、心がそう申しておりますので。




今回の展示は、ポストカードにもあるようなカラフルな最新作のほかに、
昔の作品も結構あって、色味のない、白だけの作品が私は1番好きだったかも。

natsukinoki


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