2020/06/14

ある母と子

6月のはじめ頃でしょうか、真夏のような暑い暑い日でした。駅前の広場で元気ハツラツな男の子と、そのお母さん、は、対照的にとてもけだるそうにして、おりました。

男の子「お母さんお母さん、鬼ごっことかくれんぼしよー!」
お母さん「えー(心底けだるそうに)どっちもはできないよ。」(←お母さん、わたしも同感です。)
男の子「じゃあ、お母さんはどっちがしたい?」
お母さん「えー(ほんとうはどっちもイヤなんだけどなーという声で)じゃあ、かくれんぼ...」(←お母さん、わたしも同感です。)

その後、お母さんが鬼になって、男の子はせっせと隠れておりました。
暑い暑い暑い、昼前の出来事でした。お母さん、おつかれさまです!と、心のなかで敬礼をして、わたしはその場を離れました。

natsukinoki

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