2017/10/04

満ち溢れる湯とわたし

夏はもうとっくに過ぎていて、秋がいつの間にか始まっている。
今朝起きたときなんて、冬の気配すら感じた。

早い。ついていけない。年々そう感じる。
まだまだ私の心のなかでは夏だったのに…。

そんな朝に感じた、ちょっとした幸せ。

やかんで沸かしたお湯を、ポットに入れるときの、
あのトプトプトプトプ…っていう音。

なんて幸せに満ち溢れた音なんだろう。

どうして急に強くそう思ったのかはよくわからないけど、(本能的かしら…)
こんなところにも幸せって隠れていたりもするんだなあって思った10月の、とある朝。


natsukinoki

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