2020/07/30

こんな姑イヤだ

ほんとに小さな小さなゴミ(1センチもなかろう糸くずとかご飯かすとか)を、これ見よがしと見つけて、目をキラキラギンギンさせて、鼻で笑ったようなかんじで、「んもうー、なつきさんったらいやだー、ここに、ほーら、ごーみ、ね、みて、おちてるわよー。んもう、やっだー。」くすくす、みたいな。昔のドラマにありそうな。こんな姑、ほんとにいたらイヤですよね。ほんとにイヤです、わたしは。
でも、我が家にはいるのです。正しくは、姑、みたいな、もうすぐ2歳になるお子ですが。しかも男。うげげ。
いや、面白いですよ、すごく。でも、こちらに余裕がないときは、もう「はあ???」ってなって「いやいや、そのゴミ
お前が落としたんだろがー!」って、ついつい荒い言葉が口から出そうになるのをグっとこらえて(たまに漏れてることもあるかもないかもですが…笑)「はいはい、ごめんねー、ぱい(ゴミ箱にポイ)してねー。」と、ひきつった顔で答える。すると、姑、みたいなお子は、満足気にゴミ箱へ向かい、ゴミを捨てた後は、両手を広げてわたしに抱擁を求めてくる。「オレ、やったでーやったったでー、母ちゃん、ほめてほめてー」みたいな。
ほんとの姑のようで(最後の抱擁以外 笑)こんな姑いたらイヤだなーと思いつつ、(あっ、ほんとの姑さまにはそんなことされたことありませんよ…)はたと気が付く。
わたしも将来、気を付けないと。と。(まあ、姑になることがあればだけど。)

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これもまた、今から2カ月くらい前に書いたものですな。
イライラすることが多かった自粛期間を経て(自粛関係なく、定期的にイライラしているわたしですが 凹 )、今度はお子がイライラしまくっています。わたしのせいもありますね。それに保育園できっと頑張っているのでしょう。お友達や先生とたくさん遊べて楽しく過ごせてるみたいだけど、それでもやっぱり気は遣うよね。加えて鼻かぜのせいで、苦しいよね。イライラするよね。
にしても、ここ最近のお子のイライラ、イヤイヤには目に余るものがあります。ずっとずっと抱きしめていてあげたいけど、できるだけ思い通りにさせてあげたいけど、まあ、そうもいかず。毎日悶々と過ぎております。
そんななか、保育園にお迎えに行ったときに先生が話していた「そういうときが一番子どもってぐんっと成長するんですよね。」って言葉。ときどき思い出されます。が、ほんとうでしょうか。まだわかりませんが、でも救いにはなっています。

natsukinoki

大変申し訳ありませんが、いま、わたしに、その余裕は1ミリもありません

あなたが食事中、納豆のついたスプーンを笑顔でふん投げても、わたしは優しく「もう~だめでしょ」と言えません。

あなたが散歩中、ダチョウ倶楽部の上島さんみたいに、かぶっていた帽子をいきなり地面に叩きつけても、わたしは笑って「こらこら、それ、くるりんぱっ」と言えません。

あなたがおむつ替えのとき、ちん〇ん丸出しでパプリカを踊り出しても、「もうあなたのパプリカが…」とおもしろおかしく返せません。

大変申し訳ありませんが、いま、わたしに、その余裕は1ミリもありません。
どうぞ、どうか、刺激しないでください、試さないでください。
わたしはあなたの母親ですが、残念ながら、とんでもなく心の狭き弱き人間なのです。許してください。

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そういうとき、ありますよね、ありませんか。とくに時間のないとき、体調が悪いとき、疲れているとき、同じことを何度も何度もされたら…はうう。
でもでも相手はまだ2歳にもならない幼子。(←この文章を書いた当時)なのに、どうしてこんなにイライラしてしまうのでしょうか。完全に試されている気がします、我が子に。

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と、この文章を書いたのが約2カ月前でした。お子も無事2歳を迎えました。が、いまだにスプーンはふん投げるし、ちん〇ん丸出しで逃げ出すし、自己主張もこの時より激しくなっている気が…はうう。これが世で言うイヤイヤ期なんでしょうか。お子続きになりますが、続いて、またまたイラっとする(笑)でもクスッと笑えもするお子のある行動を投稿します。

natsukinoki