2017/08/18

永い言い訳

旅の楽しみのひとつに移動中の読書がある。
特に新幹線での移動中、美味しい駅弁を食べて(わたしは押し寿司が好き!)、それから食後の珈琲(車内販売で買うのが好き!)を飲みながら、ゆっくりと読書する。
嗚呼なんて贅沢な時間なんでしょう。至福のひとときです。

そんな移動中に読んだ1冊が、西川美和さんの永い言い訳です。
映画の方はまだ見てないんだけど、告知とかで主演のもっくん(本木雅弘さん)や竹原ピストルさんが出ていたのは知っていたから、どうしても読んでて、その人たちの顔が浮かんでくる。
いいんですけどね、イメージも合ってるし。
でも、それ以外の人たちの顔はわからないから、自分で勝手に作っちゃう。
うん、これはこれでやっぱり面白い。その小説の世界が脳内で映像化される感じ。

で、今、初めて映画の公式サイト見たけど、
やっぱり自分の想像とは違う。子どもたちの顔とか、奥さんの顔とか、脳内で思い描いていたイメージとはやっぱり違う。
まあ、当然と言えば当然なんだけど、本を先に読むとどうしても一瞬、うむ?という違和感のような、なんというか、不思議な感覚になる。

でも、それはそれ。これはこれ。で、
映画もやっぱり見てみたい。
深津さん、美しい。



西川さんの映画は前にいくつか見たことがあったけど、本では初めて。
「永い言い訳」っていうタイトルと、文庫のジャケット写真に惹かれて、
旅の途中、時間のあまりない乗り換え駅で買いました。

natsukinoki

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