5月の空と木と花、そして雑記

こういう時だから、とげとげしい攻撃的な言葉は、ことさら辛く痛く感じ、
やさしくあたたかい言葉は、ことさらそれが染みわたる。

何気ないひとことで、それがたった数文字でも、空気が変わる、気持ちが変わる。
知っている人にも、知らない人にも、
やさしく、あたたかい言葉を届けられるひとは、すてき。
あっ、言葉だけじゃない、ちょっとした微笑みだったり、仕草だったり、そんなのも含めて。

小雨降る寒い日に、そんなこと想いながら、ひとりガード下を歩いていました。
誰かにあったかい言葉をかけられたのか、それはもう思い出せないけれど、たしかにあのとき、心がぽっとあたたかくなったのは、今でも覚えています。そして、人間って生き物はやっぱり不思議な生き物だなあって。

（追記：4月７日、コロナウィルス感染症のため東京含めた7都府県に緊急事態宣言が発令される。東京はとくに感染者が多く、1日の感染者が200名を超える日も。小中学校や保育園、多くの施設が閉鎖される。5月27日、東京は宣言が解除されるも、引き続き自粛要請が続く施設も。保育園も然り…）

natsukinoki