普通に固執する自分 と 普通が嫌な自分。
小さな時からそうだった。
みんなと同じようにしたかったけど、それができなかった時の悲しさ、悔しさ。
逆に、みんなとは違ったように見せたくて、わざと変なこと言ったり、したり。
ひとりの人間の中に、相反する二人が同居する。(そして、なぜか今回のブログのフォントも二種類のフォントが同居する。これ、すごく嫌だ。だけど、何回やっても直らないからもう放置。たぶん気にしてるのは私くらいね、きっと。)
そして、現在。
子どもと接する仕事をしていると、よく感じる。
普通に固執する自分と普通を嫌う二人の自分が衝突するのを。
教育に正解なんてないはずなのに、さも正解はこれだと言わんばかりに振る舞う自分。偉そうに「普通」の答えを子どもたちに説く自分。
でも、一方でそんな自分にうんざりしてる自分。なんだ、普通って。普通って、なんだ?
この二人の葛藤にものすごく自己嫌悪に陥る時がある。
そんな時に思い出す寅次郎くん(現代美術家 会田誠の息子)の言葉。
「普通のことするって難しいんだよォ~」泣
教育関係者の方は是非読んでいただきたい。賛否両論あると思うけど↓
---以下、会田誠の「カリコリせんとや生まれけむ」の子育て失敗中!(featuring岡田裕子)より抜粋
「自由帳」という表紙の題字脇に、息子の自筆で「じゆうでないじゆうちょう」と書かれていた。それに惹かれてページをめくるとこんな詩が。
「子どもというのは、
たのしくもあり、
かなしくもあるものだ。」
by 会田寅次郎
natsukinoki
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