夜風が涼しくなってきて、虫の音が聴こえる。
秋のはじまり。
春も夏も秋も冬も、どの季節も大好きだけど、季節のはじまりは特に好き。
新しい季節がはじまるドキドキ、わくわく。
どの季節にもきゅんとなるような思い出がひとつかふたつはあって、それを思い出すと、その季節がもっと好きになる。
秋もたくさんの思い出がある。
月日がたつのは本当に早いけど、平穏無事に過ごせるこの環境に感謝して、日々過ごしていきたいなあ。
この梟の夫婦のように、大地の恵みに心から感謝し、質素に、仲睦まじく暮らしていけたらなあと思いつつ、
人間だから、怒ったり泣いたり自慢したり僻んだり、そんな人間臭い生活の方が健全なのかと、ふと考えてしまいます。
最近、三浦綾子さんの本をよく読んでいるせいもあるかもしれません。
愛とは、罪とは、許しとは、死とは。
大きなテーマに感じるけれど、そんなことはなくて、小説も読みやすいです。
そして、どうしても三浦さんの本を読んでいると、園子温監督の「愛のむきだし」が思いだされる。
満島ひかりちゃんが海辺で、あのトリプルAの青年に向かって、聖書の言葉を大声で叫んでいる姿が何故か思い出されるのです。
natsukinoki
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