2025/08/03

いつも後ろの方から日々を見る

暑いなあ、暑いなあ、毎日暑いなあ。
気が付けばセミ鳴いてるし、えっ、もう8月だし。
ついこの間まで、エアコンの暖房つけていたと思ったら、いつの間にか冷房になっている、こちら信州小諸です。
日々過ぎるスピードについていけず、もう梅雨が明けて(とっくに!)夏本番ということに驚きを隠せません。

同じように、お子たちの成長のスピードにもついていけず。
下の子は、この前まで一日の大半をベッドの中で過ごしていたはずで、自分の力では何処にも行けなかったはずなのに。
今じゃベッドの中じゃ物足りず、そこら中ずりずりと這いつくばって、何処にでも行ってしまう。
上の子も、ついこの間まで、ママーママーと言って、ぎゅうしたり、チュウしたり、大好きだよーって、してたはずなのに。
最近はそんなこともめっきり無くなってしまって、手すら握ることも減ってしまって、、悲しいかぎり。

こんな感じで、目まぐるしく変化する(ように特に感じるここ最近)日常に、世界に、追いつかない。
なんだかいつも遅れていて、気が付くと、目の前に現実の季節が、子どもたちが、やって来ている。自分だって、鏡を見れば、身体はしっかり歳をとっていて、驚く。

でもきっとそうやって(たぶんこの先はもっともっとスピードを上げて)、これからも年を重ねていくんだろうな。
追いつくことなんてない。
ただひたすら、追われて、遅れて、驚いて。
いつも後ろの方から、現実の日々を、世界を、見る。見つめる。



komoro Nagano Japan 2025



見つめた先に、光る何かが、あればいいな。

(ほんとに光ったのは、私の頭の神聖なる白い毛、げげげ)

今年も夏がやって来ました。
またひとつ、歳をとります。

natsukinoki